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こっちも色々

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網に掛かった魚

大事な事を大事な場面で言えなかった
言葉が頭の中をぐるぐる巡り
網に掛かった魚の如く
喉の奥の門から出てこない
子供の頃から
時々とんでもない事を平気で言うのは
その反動
後から思えばなんて恐ろしい
そんな事も分かっている
けれどその場面になると繰り返す
恐る恐る
水の中のガラスの破片を手探りして
何もかも気付いてくれない誰かのせい

言いたい事のかけらも言えなかった
子供の頃
黙っていても良いんだと
教えてやってくれないか
大人になっても手探りの
僕の代わりに

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また夜がくる

昨日の諍いの果て
不確かな嘘の果て
一瞬程の意味もない
溢れる言葉に舌打ちして
疲れた体に鞭を打ち
曖昧な笑みを浮かべている
眠れない夜にお構いなく


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それ

手放したくないものがある
子供の頃に心を奪われて
今でもずっと
きっと一生
失ったら生きていけないもの
引き換えにすれば手に入れられるものがあるとしても
全てを賭けても惜しくないもの
例えば僕との別れさえ


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オセロ

君に言ってしまえば良かった
あの時
僕の言葉を待っている様な気がして
どきどきして
でも勘違いかもしれないと
言い出せなかった

今の君の幸せを見て
やっぱり言わなくて良かったと思う
明日になれば
言ってしまえば良かったと
思い直すと分かっているのに

でも今は取り敢えず
結婚おめでとう


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茨の道を行く君と

誰かを讃える感嘆の声と拍手が
君の足を止める
怖い程に静かな目
幾度も味わってきて
そして受け入れている
予め分かっていた事と
心を鎮めようとしても
上手くいかない事も

君の行手を阻む壁
君の背に鳥肌をたてる闇
闇の先を無鉄砲に走る光
君を追い立てるものがなんて多い
思い通りにいかず
手を尽くした全てがこの先に関係なくても
それをせずにはいられない
たやすく幸せを手に入れられない
君の茨の道

けれど
焦って周りを見失って
駄目になりそうになっても
あの声と腕に引き上げられて
ここまで来て
君を信じる幾つもの声を知っている
一人では辿り着けない所へ
共に目指す眼差しも


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時間軸を越えて

何十年振りの大雪が降る朝
君の住む所は正反対の季節
Tシャツに短パンにサングラス
太陽の光が眩しい幻の様な季節

太陽が沈んだばかりの夜の入口で
僕が雪の匂いを感じてる時
太陽が上ったばかりの朝の入口で
君は真夏の光受けて走り出す

未来にいる僕と過去にいる君が
同じ時を過ごして話してる
捻じ曲がった空間に
君の全てはあるか
僕の全てはどこか


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これからもずっと

ずっと黙っていて
やっと言えた
ほっとした君が僕に微笑む
きっと待ってくれると分かっていて
もっと早く言えたら良かったと
胸の内を明かす
もっと前から気付いていて
きっと言ってくれると待っていた
ほっとしている僕の手を
やっと取ってくれた君
ずっと離さないでいて欲しい

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月明かりの灯火

月明かり
消えそうな君
明日になれば無くなる時
二人の道
君に灯火を僕に涙を
独り歩いていく君の
少し先の未来に月明かりの玉を

何も彼も一人で決めた君の事を
僕は受け止めて心の中に仕舞う
君がどうしようもなく何も出来なくなった時
取り出して見せて大丈夫だと告げる
笑顔で嘘を吐かぬ様
笑みを無くした時の辛さを忘れぬ様
時々君にこの握り拳を

君がいなくなる部屋で僕は暮らす
本当は帰って来ない方が良い君の為
いつでも帰ってこられる様に
心の拠り所を
君の生き方を貶す人々に腹を立てながら
本当は羨ましいんだろうと叫びながら
夜はいつまでも夜じゃないし
君が見る月と僕が見る月が同じでなくとも
そこに浮かんでいる様に
取り敢えず今は


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いとおしい日々

あの人への思いを言ってしまって
傍にいられなくなるよりも
苦しく辛いまま
あの人の傍にいる事を選んだ
あの時の僕にもし会えるとしたら
その年月があったから
今があるのだと伝えたい

あの人と僕の幸せという可能性や
あの人と一緒に過ごしたかもしれない毎日を
会うたびに思い描いて
やり過ごした日々
苦しくて
悲しくて
辛くて
でも
いとおしい日々

一人で歩いていくはずだった道に
明るい光が差した時
それを幸せだと思えるのは
あの日々があったから


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惑星ソラリス

土砂降りの雨のどんよりした日に聴く明るい歌
雲一つなく頭が痛くなる程に晴れた日に聴く悲しい歌
言葉にしないと伝わらない心の中
でも口から出ると嘘の様に軽い言葉
言葉にしても伝わらない心の中
でも口に出さないと本当にならない言葉
世界は汚いだけじゃないって分かっているから絶望しない
世界は綺麗なばかりじゃないって知っているから希望しない

僕がこんなに不安になるのは
僕が知っているものが何一つなく
得体のしれないものにくるまれているから


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«なんて呪い